【0歳から3歳まで】育児コンシェルジュがオススメする子供が夢中になる絵本5選
こんには、ピロママです。
現役保育士で、かつては図書館で育児コンシェルジュをしていました。
図書館では、小さい子どもを持つパパやママ、おじいちゃんおばあちゃんたちに、
「どのような絵本を読み聞かせたらよいか?」
という相談をよく受けていました。
それらの経験を生かして、今日は私が子どもたちに読み聞かせてきた中で、
特に反応が良かった絵本を紹介してみたいと思います。
また、私の経験から感じた絵本の読み聞かせの重要性や
絵本選びのコツについても書いていきたいと思います。
私の経験から感じた読み聞かせの重要性
私自身、3人の子どもを持つ母親として、子ども達の成長を見つめてきて、
絵本による読み聞かせの大切さを改めて感じています。
一人目の子どもの時には、0歳の頃から積極的に読み聞かせを行ってきました。
この子は今でも本や漫画が好きでよく読んでいて、
「何かご褒美は?」
と聞かれると、迷うことなく本をねだる程です。
一方で、二人目の子どもは、仕事や上の子と同時の育児で忙しく、
絵本の読み聞かせをする機会をあまり作ってあげる事は出来ませんでした。
その影響なのか、小学生になった今もあまり本に興味はなく、
漫画すら読みません。
私はこの2人の違いを見て、
こんなに違うのか⁉
と小さい頃に本を読み聞かせてあげる事の重要性を痛感しました。
今年で3歳になる3人目には、どんなに忙しくても、
時間を見つけて、本を読み聞かせる機会をもつようにしています。
3人目も本を好きになってくれたようで、
今は保育園で毎月もらってくる月間本をとても楽しんでいて、
「もう1回読んで!」
と伝えてきます。
皆さんも忙しい毎日の中で、絵本を読み聞かせてあげる時間を作る事は
中々難しいかもしれませんが、
小さい頃にどれだけ絵本に親しんだかで、
本への興味が変わっていきますので、是非、絵本をその手に取ってみませんか?
絵本選びのコツ:図書館を活用しよう
これから紹介する絵本は、ほとんどの図書館に置いてある絵本を紹介しています。
子どもが絵本を気に入らなかった場合、
購入してしまうともったいないと感じる方もいるかもしれません。
そんな方には、まず図書館で色々な絵本を借りてみて、
子どもがどの絵本を好むのか見極めるのも一つの方法です。
そして、子どもが特に気に入った絵本が見つかったら、
それを購入するのが良いと思います。
良い状態を保てば、絵本は何年も長く使うことができますし、
さらには孫の代まで読み聞かせることも可能です。
思い出の宝物として、また出産祝いやプレゼントにも、
絵本を贈るのも一つの良い選択かと思います。
絵本ナビで無料ためしよみオススメ絵本5選
「いないいないばああそび」(作者:きむら ゆういち)
この絵本は0~1歳の子どもから楽しめる本です。
子どもたちの大好きな「いないいないばあ」が、覚えやすい動物たちと共に繰り返されます。
紙が分厚くて頑丈なので、子どもが自分でめくってもすぐに破れることはありません。
小さいサイズもあるので、子どもが気に入ったら持ち運びも可能です。
お子さんとのコミュニケーションにぜひ活用してみてください。
「だるまさんがシリーズ」(作者:かがくい ひろし)
1~3歳の子供が楽しむことができる絵本シリーズです。
「だるまさんが」の後に、だるまさんの様々な動きを分かりやすい言葉で表現します。
絵本を動かしたり、読み手が体を動かしたりすることで、
親子で楽しむことができます。
「だるまさんが」はシリーズ化されているので、
子供が気に入れば、他のシリーズも試してみてください。
「おべんとうバス」(作者:真珠まりこ)
この絵本は1~3歳の子どもと一緒に遊べます。
お弁当に定番で入っている食べ物が色々と出てきます。
リズミカルに繰り返される言葉と、食べ物が次々と出てくる楽しさに、
子どもたちは夢中になります。
食べ物の名前を覚えたり、返事をしたりを絵本を通して学ぶ事も出来ます。
また、絵本の終わりには一緒に歌える歌も載っていて、
読み聞かせをする方には一番オススメです。
「ノンタンシリーズ」(作者:キヨノ サチコ)
この本は1~3歳の子どもがハマる絵本です。
親世代の中では子供の時にテレビで見たなぁ~と懐かしく思う方もいらっしゃるのでは?
主人公のノンタンの行動が
リアルな子どもの気持ちの動き、態度や行動
と重なるので、
同じぐらいの子ども達も見ていて自然と興味が湧いてくるのでしょうね。
お友達を見ているような感覚になるのでしょう。
ノンタンのお話はシリーズで色々とあるので
気に入ったお話も見つかるのではないでしょうか。
「も・や・し~!」(作者:わたなべあや)
この本は2~3歳まで楽しめる絵本です。
この絵本は、色々な野菜たちが出てきて、
電車に乗ってお出かけする場面を描いています。
嬉しい気持ちの野菜たちが電車の中で騒がしくしてしまうのを、
もやしが
「も・や・し~」
と止めに入ります。
電車の中でのマナーを学びながら、
「も・や・し~」の合言葉で楽しく真似できる絵本です。
おわりに
絵本選びは子どもの興味や年齢に合わせて、
または親が伝えたいメッセージによって、
選ぶべき絵本は変わります。
そして、一緒に読む時間は子どもの成長を促し、
親子の絆を深める大切な時間です。
皆さんもお気に入りの一冊、見つかるといいですね。
この記事がその手助けになれば幸いです。